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映画「スーパー30 アーナンド先生の教室」期待のインド映画だったが期待外れ／東急レクリエーション株主優待
2022年10月6日 木曜日
星２つ ★★ 2022年 株主優待鑑賞48本目
過去に観たインド映画は、ほぼ全てが期待以上によくできていて、感動したり、面白かったりした記憶があるので、インド映画はできるだけ観ようという意思が働く
この映画もインド映画で、貧困問題とか教育格差とか着眼点が最高で、かなり期待して観た
期待して観た分だけ評価がかなり低くなった
あらすじ
世界から注目を集めたインド発の教育プログラム「スーパー30」の誕生に情熱を燃やした男の実話を基に描いたヒューマンドラマ
貧しい家庭に生まれたアーナンドは数学の才能を認められ、イギリス留学のチャンスを得る
しかし家庭の貧困事情から留学を断念せざるを得ない
物売りとして暮らしていた彼は、予備校を経営するラッランに見いだされて人気講師となるが、路上で勉強する貧しい若者との出会いをきっかけに、私財を投げうって私塾「スーパー30」を開設
意欲と能力がありながらも貧困で学ぶことができない子どもたち30人を選抜して無償で寮と食事を与え、最高学府・インド工科大学を目指して教え始める
教育をビジネスとしか考えないラッランに妨害されながらも、アーナンドは型破りな教育で生徒たちを導いて成功してゆく
感想
エンタメ作品として珍しく貧困問題とか教育格差とか、流行りの親ガチャにも繋がるような社会問題を取り上げるという話題もあり、定番の歌ありダンスありでインドらしい作品
しかし、主人公が自分を救ってくれた恩人を裏切るような形のストーリーに、感動がなかった
予期せぬ展開や、素晴らしいと感動できるような場面や、この映画イイネと思わせる部分がほぼ無かった
観ていて妙に時間が長く感じ、この映画長い、未だ終わらないのと何度も思った
つまり、観ていて展開がつまらない映画だったということ
特に塾の子供たちが、アーナンド先生を予備校を経営するラッランの妨害から命を救うシーンは見せ場のはずなのに、戦い方がつまらな過ぎた
貧しいけれど天才的な子供たちが、もっと頭を使い、お金をかけずに科学的な戦法で悪と工夫して戦い、先生を無事に救うという感動を与えて欲しかった
題材からして、もっと見せ場を作れたはずなのにかなり下手な脚本・演出
本来なら、感動できるストーリーのはずなのに、何故か自分にとってつまらない映画に仕上がっていた
相方はそんなに悪くなかったよねとある程度好意的な評価だし、一般的な評価は比較的高い
理由は謎だか、とにかく自分にとっては期待外れの低評価
次のインド映画に期待したい！！
