映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(マルチバース「多元宇宙」カオス)/東京楽天地株主優待
星3つ ★★★ 2023年 株主優待鑑賞12本目
2023年度のアカデミー賞で作品賞や主要部門を含む最多11部門にノミネート
苦手なアカデミー賞ノミネート作品(過去はタイタニック以外はアカデミー賞受賞作品にはほとんど感動しない)だが、ちょっと雰囲気違う映画なので期待して観た
あらすじ
破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン
国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップ!
「全宇宙に悪がはびこっている、止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延する悪と戦うべく立ち上がるがー
感想
B級映画を観ているような錯覚になり、期待していたテンションが一気に下がった
構想はおもしろそうだったが、、全てがカオス
流行りのマルチバース、パラレルワールドといった、誰もが空想妄想することを映像化した作品
しかし、何せストーリーと映像がB級っぽく、意味不明・カオス、、苦手なカテゴリーの映画だった
中国語も一部混在し、主人公が中国系のおばさん、その他登場人物、服装・コスチューム、世界観、トータルして、B級っぽさを醸し出しているような気がする
アカデミー賞、最多11部門ノミネートという煽りで、少し色をつけて、感想におまけして深読みするならば、家族愛を描いた秀作かな??
マルチバースだがら、全ての世界の色々な自分の意識にリンクでき、もし自分がそのような環境に置かれたら、今の自分を選択するだろうか・・・
もしも異なる自分を選択していたら、その結果として、ステータス・見える景色・出会う人・そしてすべての感情が、今の現実のものとは異なる
しかし、私たちが生きる現実はそのような選択はできず、マルチバースもパラレルワールドも体験できない
もしかして本当は存在していたとしても、私たちは「オールアクセスできない世界に存在している」
だからこそ、1つしか、1回しか生きられない人生の意味の重要さに改めて気付き、今の自分を大切に生きたい
今日が一番若い日だから(リベ大 両学長 の名言)、、、