映画「ロストケア」重過ぎるテーマ・・ /東京テアトル株主優待
星4つ ★★★★ 2023年 株主優待鑑賞17本目
あらすじ
早朝の民家で老⼈と介護センター所長の死体が発⾒された
犯⼈として捜査線上に浮かんだのは死んだ所長が務める訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)
彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる⼼優しい青年だった
検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老⼈の死亡率が異常に高いことを突き止める
この介護センターでいったい何が起きているのか?
大友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する
「私は救いました」、、斯波は犯行を認めたものの、⾃分がした行為は「殺⼈」ではなく「救い」だと主張する
斯波の⾔う「救い」とは⼀体何を意味するのか
なぜ、⼼優しい青年が未曽有の連続殺⼈犯となったのか
斯波の揺るぎない信念に向き合い、事件の真相に迫る時、大友の⼼は激しく揺さぶられる
「救いとは?」、「正義とは?」、「家族の幸せとは?」、現在の⽇本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込むテーマ
感想
テーマが重過ぎて、見ていて苦しく、涙、、涙、、目を逸らしたい
考えたくない現実を突きつけられ、感想が書けない・・・
このテーマからは現実逃避したいので、ブログの感想も書けないほど重くのしかかられる・・
このようなテーマで考えたい方にはぜひ観て欲しい映画だ!
特に、穴の底に落ちてしまったら這い出せない、、 穴の外側の安全地帯にいる人には穴の底のことは分からない、、松山ケンイチの言葉に説得力がある
よくある話題で、よくあるドラマ的な内容だが、それを自分に突き付けられ、直視し、自分に置き換えてしまうとき、自分としては何も言えない、、考えることを放棄したい、、、
考えたくない重過ぎるテーマ、、
松山ケンイチの考えに大共感する自分がいるなんて、人に言えないことだ、、、
重いテーマ過ぎて映画の感想は書けないが、これだけは言える
家族を大切にしたい、面倒をかけたくない
自分も両親に大切に育てられ、親は子供の世話にならない、子供たちに面倒かけたくないと、、
自分の両親、兄弟、相方、子供たち、孫たち 全てに 幸せになって欲しい
そのためには、親族に迷惑はかけられない
自分の健康は自分で守り、家族に介護などで迷惑はかけない
投資も人生も自己責任、自分のことは自分で守る
松山ケンイチのセリフの「穴」には重要な意味がある
人生には、様々な穴やトラップがある
子供の頃から、穴に落ちないよう、罠に嵌らないよう、細心の注意を払い、穴に近づかない、穴に落ちかかっても這い上がれるだけの体力、根性、知力をつけ、日々の暮らしをコツコツと、地道に、愚直に努力し、安心・安全な暮らし、幸せに過ごせる努力を積み重ねる必要がある
頭、心、身体、全て健康で、健康長寿を目指す
若い頃から健康への投資を行い、健康は自分で作り、自分で育て、築き上げ、自分で守ってゆくもの
投資も同じ、日々コツコツと、地道に、愚直に努力し、働いて稼いだお金を基に投資で資産を積み上げ、自分の健康と生活は自分の資産で守る
想定外の事態が発生しても資産が潤沢にあれば介護施設に入居できる
親族に介護させるわけにはいかない
とにかく、自分の力で明るい未来を切り開くしかない
そして健康寿命をまっとうする時、家族に遺産を残し、残された家族にはもっと幸せになって欲しい
そして、もし資産が想定以上に増やせるなら、社会貢献したい、社会に役立つよう、自分の経験と資産を活用したい
社会貢献ができるなら、どんなに素敵なことか、、、