映画「マッドマックス:フュリオサ」製作費2.3億ドル(約350億円)/あらすじ評価レビューと感想
評価:星4つ ★★★★ 2024年 株主優待鑑賞20本目
利用した株主優待:松竹
予算
『フュリオサ』に向けては2.3億ドル(約349億円)もの予算がかけられているらしい。したがってその興行収入が注目されプロモーション費用なども合わせると、黒字にするためには4.6億ドル(約700億円)ほどの収益を上げる必要があるらしい。
あらすじ
メル・ギブソン主演で製作され、関銃で熱狂的なファンを生んだジョージ・ミラー監督の「マッドマックス」シリーズ第5作。
アカデミー賞作品賞にノミネートされた前作「マッドマックス:怒りのデス・ロード」で、暴君イモータン・ジョーの強権から逃れ自由を手に入れるべく戦った女戦士フュリオサの若き日々を描くので、前作の前日譚となっている。
世界の崩壊から45年後を舞台に、故郷「緑の地」から連れ去られた少女フュリオサが、2人の暴君の覇権争いに巻き込まれながらも必死に抗う姿を、前作以上のスケールと充満した怒りが炸裂した、驚異の映画体験作品に仕上がっている。
「2泊3日の旅だった」前作から、本作は「フュリオサの18年間を凝縮した内容」へと進化させたジョージ・ミラー監督。
よって上映時間は前作よりも長い約150分となっており、前作以上にノンストップカーアクションが描かれているなど、ドラマもアクションもパワーアップ。
世界が崩壊して45年が経ったころ、バイカー軍団に連れ去られた若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)は、故郷や家族、人生のすべてを奪われてしまった。
人生を懸けて故郷への道を模索するフュリオサの前に、改造バイクで絶叫する暴君ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)が立ちはだかる。
本作は5つの章立てによって描かれ、如何にしてあの「フュリオサ」が生まれたのかを、怒りと悲しみを交えながら映し出していく。
感想
前作は観たはずだが、特にマッドマックス ファンではないので全く内容の記憶がない。
前作を観てないとよくわからないという前評判はさて置いて、すごくいい映画だった。。。
マッドマックスの代名詞であるカーチェイスや、世紀末的な世界観は健在で、そこに主人公のフュリオサの生き様がうまく表現されて、彼女の生き方がカッコ良過ぎた。
超不幸な少女だが、そのメンタルの強さ、絶対に折れない精神力、フュリオサ最高でした。
とにかくフュリオサが全編にわたってかっこいい、惚れ惚れするなぁ、あのメンタル。
映像もお金を注ぎ込んでるのがよくわかって迫力が満点。
観ていて大作だと分かる総合レベルの高さ、予算を350億円もかけているだけのことはあるなぁ。
そしてエンドロールでは前作「怒りのデス・ロード」へと繋がる伏線、そして映像が加わることで、また「怒りのデス・ロード」を観たいという気分に導く構成となっていました。
マッドマックスは続編が観たい。。