映画「ノースマン 導かれし復讐者」(屈強な男の復讐の旅路)/東京楽天地株主優待
2023年1月28日 土曜日
星3つ ★★★ 2023年 株主優待鑑賞5本目
あらすじ
「ライトハウス」のロバート・エガース監督が、北欧の大地を舞台に繰り広げられる、1人の男の復讐の旅路を描いたアクション大作
9世紀、スカンジナビア地域のとある島国
10歳のアムレートは父オーヴァンディル王を叔父フィヨルニルに殺され、母グートルン王妃も連れ去られてしまう
たった1人で祖国を脱出したアムレートは、父の復讐と母の救出を心に誓う
数年後、アムレートは東ヨーロッパ各地で略奪を繰り返すバイキングの一員となっていた
預言者との出会いによって己の使命を思い出した彼は、宿敵フィヨルニルがアイスランドで農場を営んでいることを知り、奴隷に変装してアイスランドへ向かう
感想
シンプルな復讐劇(最強の復讐者!!)かと思って、分かり易い映画を期待して観たが、イメージとかなり違った
カルト思想??
怪奇で圧倒的な存在感、カラー作品でありながら、どこかモノクローム的な光と影が全編を貫く
北の大地における自然の色彩がこれほど貴重かつ神々しいのかと唸らされる一面も
主人公のアレクサンダー・スカルスガルドの筋肉のうねり、そして魂の叫び、1人の少年が驚異的な執念と生存本能で生き抜き成長していく物語を、もはや言葉を超えた気迫で体現している
何だか、強烈な画面からの印象を受け感性を刺激するおどろどろしい描写の数々
北欧神話をベースに現実と幻想が入り乱れるまさに悪夢のような世界観を創り出しており、全編が暗くて迫力が怒涛のように迫ってきた
とにかく映像迫力はすごかった
だがイメージと異なり自分の好きなジャンルではなく、★3つかな、、