映画「怪物」(是枝裕和監督と脚本家 坂元裕二氏と作曲家 坂本龍一氏 コラボ作品)/東京楽天地株主優待
星3つ ★★★ 2023年 株主優待鑑賞29本目
あらすじ
大きな湖のある郊外の町
息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち
それは、よくある子供同士のケンカに見えた
しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていくそしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した
感想
「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、映画「花束みたいな恋をした」やテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などで人気の脚本家・坂元裕二によるオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ
音楽は、「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー作曲賞を受賞し、2023年3月に他界した作曲家・坂本龍一が手がけた
という前評判で、これはすごそうだ!! 観なければ、、と観に行った
しかし自分には嵌らない映画だった
エンタメ映画を楽しむのが大好きなので、この映画は好きなカテゴリではなく、よく理解できなかった
伏線のある場面を後で振り返りながら、描写してゆく手法は大好きな手法なので、それは、それで超よかった
しかし、テーマがLGBT??
何が描きたかったのか、よく分からない
ラストもどうだったのか、よく分からない
でも「怪物」は誰だったのかは、、一人だけいた、、、怪物の意味も、怪物の正体も分かったような気がした、、、
というのは自分の感じ方
相方は、「怪物」は皆なが怪物の素質を持っているという感じ方だった
この映画はそのような怪物を描きたかったのか??
そうじゃないはず??
それじゃ、この映画は何のために、誰のために作った作品なのか、観ていて、感動や楽しさもなかったので、やはり自分が観るべき映画ではなかった
難解で、難しい映画だった
(というかこの映画を受け入れられるだけの感受性や、能力がない自分には備わっていない)