映画「ワイルド・ロード」(夜間長距離バスの中で物語が展開するワンシチュエーション映画)/東京テアトル株主優待
2022年12月8日 木曜日
星3つ ★★★ 2022年 株主優待鑑賞62本目
あらすじ
組織から金とコカインを盗んだフレディ(コルソン・ベイカー)は、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む
冷酷無比な女ボスのヴィック(ドレア・ド・マッテオ)は、裏切りを絶対に許さない。
フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく
しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった
それは、ひとり娘のリリーのためだった
犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった
この金は、せめてものリリーへの償いだった
ヴィックの追手が迫るなか、出血多量で意識が朦朧としていく
さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる
フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親(ケヴィン・ベーコン)に助けを求めるが、、
感想
基本的に夜間の長距離バスの中だけで物語が展開する、ワンシチュエーション映画
主人公の青年が、組織の追手から逃れるため乗り込んだ長距離バスで起こる出来事をスリリングに描いている
一夜の出来事の大半を車内で、しかも電話の会話のみで展開
展開的にはなかなか面白い、スリリング、予想不能なところがあるが、何せ物足りない
手に汗握るような展開にならないし、途中での感動もあまりないので、淡々と進んでゆく感じ
最後にお金の一部を娘のリリーへ届ける手法を思いついて、とっさに実行、成功するという、少し心温まる感があって、よかった、、
ケヴィン・ベーコンはつまらない父親役で、出演しなくてもよかったのでは、、