映画「氷の微笑 4Kレストア版」エロティック・スリラーの金字塔/シャロン・ストーン出世作/東京テアトル株主優待
星4つ ★★★★ 2023年 株主優待鑑賞32本目
あらすじ
全世界で3億5千万ドルを越える大ヒット
監督はポール・バーホーベン、出演はマイケル・ダグラス、シャロン・ストーン、ジーン・トリプルホーン
殺人事件の容疑者となった作家と彼女に惹かれていく刑事の駆け引きが展開
シャロン・ストーンの出世作であり、彼女が取調室で足を組みかえるエロティックなシーンは評判となり、数多くのパロディ作品にも使用された
そのエロティック・スリラーの金字塔が映画館に帰ってくる!『氷の微笑 4Kレストア版』
ストーリー
サンフランシスコ、ある日、元ロックスターでナイトクラブ経営者でもあるジョニー・ボズが、自宅の寝室で惨殺死体となって発見された
彼は全裸で、両手を縛られ、31箇所もアイスピックで刺されていた
ベッドには大量の血液とともに精液もまき散らされていた
市警察の刑事ニックと相棒のガスは、被害者と昨夜行動をともにしていたという恋人のキャサリン・トラメルを容疑者として捜査を始める
キャサリンは資産家でゴシップにも事欠かない美しい女で、ミステリ作家としても活動している
物的証拠などはなく、動機もわからないが、当夜のアリバイは確かではない
また、その小説に書かれている殺人の場面は、事件と極めて類似しており、それがまったく無関係のはずがない
ニックはキャサリンに警察への出頭を要請し、取り調べを行うが、彼女はミステリアスで挑発的な態度を取りつつ、事件への関与を完全に否定
捜査陣は一旦彼女への容疑を弱めるが、ニックだけはキャサリンが何かを隠していると言い張り、捜査を続けていく
ニックはさらにキャサリンの家を訪れ、激しく問い詰めるが、逆に彼女から過去の事件での失敗などをなじられてしまう
自分の記録ファイルが彼女の手に渡っていたことを知って激怒したニックは本署へ戻り、恋人で精神科医のベスにキャサリンへ情報を渡した者は誰なのかと問い質す
それが内務課の捜査官ニールセンであることを聞き、彼と掴み合いの喧嘩になるが、その後にニールセンが何者かに射殺され、疑われたニックは一時的な停職処分を言い渡される
なおも単独での捜査を続けるニックは、過去の記録からこれまでにもキャサリンの周囲で不可思議な死が頻発し、それと類似した場面が小説に書かれていた事実を知る
彼女を取り巻く者たちの過去にも、同じような疑わしい死が隠されていた
それらとキャサリンの関係は何なのか
また、ニールセンの死もそうした事件のひとつなのだろうか
ニックはキャサリンの妖艶な魅力に次第に翻弄され、やがて肉体関係を持つに至るが、それと同時に謎を突き止めたいという欲求と、自分もまた小説のモデルとして殺されるのではないかという予感を覚えていた
捜査の中で同僚のガスが殺される
ニックは現場の様子から一連の事件の犯人による犯行と確信し、現場にいたベスを問い詰め、射殺してしまう
警察は、「ベスは大学時代の同窓であるキャサリンへの歪んだ愛憎から、彼女の小説を模倣した連続殺人を犯した」という結論に達する
晴れて無罪となったキャサリンはニックと愛を交わすが、床にはアイスピックが置かれていた…
感想
1992年当時に話題となり、シャロン・ストーンは超綺麗でセクシーだという記憶があった
シャロン・ストーンの尋問シーンは、映画史に残る名シーンとして語り継がれている
これは紛れもない、素晴らしいシーン
シャロン・ストーンの いで立ちはノーパンにミニスカートというセクシーなもの
やはり、どうしてもこのシーンに目がいく
ストーリー自体は、スリリングなミステリーで内容的にも大満足
心地よい緊張感が全編を通して感じられ、歴史に残る名作として納得できる映画だ
改めて観ても新鮮でよかった!!
足を組み替える瞬間があるが、シーンとしては瞬間なのでほぼ見えない
忘備録
シャロン・ストーンのエロティック場面ばかりが話題になっているが、元ロックスターでナイトクラブ経営者でもあるジョニー・ボズが、自宅の寝室で惨殺死体となって発見された、彼は全裸で、両手を縛られ、ベッドには大量の血液とともに精液もまき散らされていた・・・
このシーンでは、全裸の男性がボカシ無しで全てが完璧に映されており、完全に観えていた・・
このシーン日本ではアウトのはず? 映倫アウト?? と思ったのは当方だけだろうか??