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映画「パスト ライブス/再会」/あらすじ評価レビューと感想(2024年前半の最高傑作)

映画「パスト ライブス/再会」/あらすじ評価レビューと感想(2024年前半の最高傑作)

 

評価:星4つ ★★★★  2024年 株主優待鑑賞15本目

利用した株主優待東京楽天地

 

 

あらすじ

 主人公は、ソウルで暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていましたが、ノラの海外移住で離れ離れになってしまいます。
 12年後24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、なんとオンラインで再会、でもお互いを想いながらもすれ違ってしまうのです。
 そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していました。ヘソンはそのこと を知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れます。
 24年ぶりにやっとめぐり逢えたふたりの再会の7日間。ふたりが選ぶ、運命とは?

 

 

感想

 この「パスト ライブス/再会」最高!!、とにかく自分には刺さった!!

 2024年15本の新作映画を観たが、その中では最高ランク!!

 

 基本アクション映画が好きなので派手なCG等で、観ていてハラハラ・ドキドキ、スリルの感動を味わうが大好きだが、、この映画は静かに心に沁みわたった!!

 

 この映画では、セリフの大切さを痛感した!!

 アクションや派手な演出はない。

 主に描かれる3人の人物、主人公のノラとヘソンと、そしてノラの夫のアーサー。

 どの人物にも感情移入でき、自分がその場で、このように言って欲しい、そう言ってもらえた救われる、でも切ない・・・それらが全て体験できた!

 

 臨場感豊かにでも静かに、全てが自分のこととして受け入れられ、観ていて切ないが大人の恋物語として、とにかく全て自分で受け入れられ、これでいいんだと、自分のこととして納得できたストリーだった!

 

 これって、映画を観たんじゃなくて、自分の経験、想い出としてリアルに体験したことのように全て受け止められた。

 お金じゃ買えないコト消費として、観光や体験が重要視されているが、恋愛体験だって重要だよね。。

 

 自分に刺さった映画だった理由として、もう一つ自分特有の理由が英会話だ。

 自分は英語苦手なので、洋画は字幕なしでは観られない。

 

 でもこの映画、ヘソンは英語が苦手なのでノラの夫のアーサーと話すときの英語が、自分と同レベル。

 これ自分がヘソンだったらこうしゃべるよねという英語が直接出てくるし、アーサーが非ネイティブ向けの分かり易い英語をしゃべってくれるので字幕なしで全て英語として直接入ってきた。

 久し振りにネイティブの友達と、つたない英語でしゃべって楽しんでいる感覚に近い。 

 

 感情移入できるレベル以上にその場で英語で会話していた自分がいた、、という不思議な錯覚に陥った。

 

 そして、ノラの夫のアーサーの一言、一言が、大人な発言で、これまた救われた。

 自分でも、その場にいたら、そう言いたい、そう言う、的なことを全てしゃべっている。

 これも全て理解できる。

 

 そしてヘソンはなぜあそこまで必死でノラを探したのか?
 韓国で過ごした12歳の頃、、1番輝いていたあの頃の思い出。

 心残りだった別れ。
 自分の中で完結したかったんじゃないかな、でもニューヨークで3人で会って、静かに話をして、韓国へ帰ってゆく、ヘソンも大人だ!

 

 そしてノラも大人だ、アーサーと結婚していてもヘソンと会って、きちんと受け止める。

 ノラは12歳の私はヘソンの膝の上に置いてきた・・と言っていた、そうかぁ、そう言って貰えると理解できるなぁ。

 ノラは揺らぎそうに見える、だけど揺らがない!!

 みんな、大人、大人のラブストーリー!! 涙が出た!!

 

 ラストでヘソンは泣きながらアーサーに支えられていた。

 大人の事情もあるし、恋の夢もあるし、手の届かないラブストリーじゃなく、自分のこととして受け止められる全てが最高の映画だった。

 

 大きな出来事は起きない(派手な演出など無い)けれど、ふたりの心の動き、3人の関係が静かに心に沁みてとっても切ない素敵な作品です!!

 

 ところでこの映画は、受賞こそなりませんでしたが、今年のアカデミー賞で、作品賞と脚本賞にノミネートされていました。

 

 物語のキーワードは韓国の言葉“イニョン

 日本語では“”ですが、運命という意味でも使われます。

 見知らぬ人とすれ違ったときに、袖が偶然触れるのは、前世—PAST LIVES—でふたりの間に“縁”があったから。
 日本でも昔から「袖振り合うも他生の縁」といいます。

 

 ソウルで12歳で別れるときに、思いを告げていたら?

 24歳のときに、どちらかが会いに行っていたら?

 そもそもノラが韓国からカナダへ移民していなかったら?


 ノラとヘソンが思いを巡らせるいくつもの「もしも…」が、作品を観る私達一人ひとりの人生の「あの時」の選択に重なり、誰にでもある“忘れられない恋”の記憶がふと蘇ります。
 あの時こうしていたら、結ばれていたかも…でも、そうなっていたら今はないわけで…。

 

 ノラとヘソン、そしてアーサーが迎えるエンディングは、現世で愛する人と巡り合うことの奇跡を祝福し、すべての人生を肯定する映画史に残る名シーンになっています!!

 

 何年か後に、もう一度、全てのセリフ、一言、一言をゆっくり観ながら、もう一度確認しながら、、本日の感動をたどってみたいな!!

 

 

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