映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』/あらすじ評価レビューと感想(歴史スペクタクル超大作)
評価:星4つ ★★★★ 2024年 株主優待鑑賞34本目
利用した株主優待:松竹
あらすじ
ローマ帝国が栄華を誇った時代―。
ローマを支配する暴君の圧政によって自由を奪われたルシアス(ポール・メスカル)は、グラディエーター(剣闘士)となり、コロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じていく。
果たして、怒りに燃えるルシアスは帝国への復讐を果たすことができるのか。
感想
前作「グラディエーター」はアカデミー賞で12部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞など5部門を受賞し、その続編となる映画なので、絶対に観なければならない必須映画でした。
リドリー・スコット監督の作品なので、映画のクオリティと世界観は完璧に近いですね。
前作の内容はほぼ覚えていないのですが、単品作品として観ても十分大満足できる作品でした。
音楽や衣装、撮影テクニックなども素晴らしく、本当に「映画」というものを感じさせてくれる映画でした。前作を観ていなくても新鮮に楽しめるし、観ていたらより楽しめると思います。
そしてデンゼルワシントンの存在感がすごい。相変わらず独特の間の取り方と声がよかったです。
またアクションシーンは、特にすごかったです。
冒頭でアフリカの海に船がやって来て戦いが始まるところでは、当時の戦闘がどれだけの規模だったのか、どれだけ過酷だったのか、どんな強い人がいたのか、本当にこんな大規模な戦いが行われていたのか信じられないような場面でした。
鬼気迫る戦士や、村の人の姿もちゃんと見せてくれていました。
コロセウムでの“海戦”を再現したシーンは圧巻でした。
コロセウムに水を張って船で戦いを繰り広げる海戦の再現って、逸話として語り継がれているみたいですが、本当にコロセウムに水を張って海戦が再現できたのか、真実なのか・・にわかには信じられない現実です。
コロセウム内で、人食いサメが暴れまわるのはフィクションでは?? と思いましたが、過去に思いをはせて、こんなことが史実として起こっていたとしたら・・と考えると不思議な気がしました。
何年か前にローマ旅行した時にコロセウムは観光に行きましたが、ここでそんな海戦の再現があったのかと信じられません。
逸話として残っているエピソードを映像にしてくれることも映画の醍醐味だと思いました。
この映画は、とにかく画が凄かった、迫力あるし、エネルギッシュだし、パワフルだし、観ていて歴史スペクタクル超大作を十分に堪能しました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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